画質と音質にこだわるなら、Super HiVi CAST

スーパーHiVI CASTのメニュー構成

※以下の記事は2009年10月号(9月17日発売)に掲載したものです。

連載1回、2回と、最近気になっていた高画質テレビにまつわるいくつかのことがらについて考察してきたが、今回からいよいよ本題であるスーパーHiVi CASTの内容と、その使いこなし方に取り組んでいく。スーパーHiVi CASTは、DVD盤HiVi CASTのBD盤といえるものだが、その内容は高精度かつ豊富になっている。ここでは、これまで断片的にしかご紹介してこなかったメニュー画面について説明しよう。

メインメニューのPLAY ALLを選んでクリック

 このディスクを再生すると、まず「Caution」が表示されるはずだ。ここにはお決りのルールを記載してあるので、初めてディスクを再生したときは、ひととおり眼を通してほしい部分。ただしこの画面は、チャプター送りボタンでスキップできるので、2回目からはさっさと飛ばして本編へと進んでほしい。
 メインメニューのPLAY ALLを選んでクリックすると、VIDEO TUNE UPとAUDIO TUNE UPが連続して再生される。ここに表示されている各項目をクリックすれば、もちろん選んだコンテンツに関する詳細メニューへとアクセスできる。メインメニューのPLAY ALLタブ下にあるLANGUAGEは、字幕選択画面へジャンプするためのもの。DVD盤同様、BD盤でも、英語、韓国語、中国語の字幕が表示できるようにディスクを作っている。

映像調整のポイントをできるだけわかりやすく解説

 VIDEO TUNE UPの詳細メニューに飛ぶと、テレビやプロジェクターの映像を調整するために必要な項目が表示されるので、ここからは目的のコンテンツを選んでリモコンの決定ボタンを押してほしい。頻繁に使うのはコントラストからシャープネスまでの5項目になるだろう。各タイトルでは、ナレーションやCGなどを活用しながら、映像調整のポイントをできるだけわかりやすく解説している。なお、そこに使われている調整用のチャートは、81項目からなる豊富な映像テスト信号集にも収録されているので、映像イコライジングに慣れてくれば、直接その映像にジャンプして調整することもできる。

コツコツという靴音のサラウンドサウンドも収録

 AUDIO TUNE UPの詳細メニューもVIDEO TUNE UPのつくりとほぼ同じだ。ただし、ハイビジョンやBDになったからといって、5.1chや7.1チャンネルのセッティング方法が変るわけではないので、そうしたサウンドチューングはDVD盤の「HiVi CAST」にゆだねることにして、BD盤では正しいセッティングが難しいといわれるHDオーディオの設定にスポットライトを当てている。音声テスト信号集には、DVD盤で好評だったヘリコプターの新録音に加えて、コツコツという靴音のサラウンドサウンドも収録したので、最後の仕上げに再生してみてほしい。

藤田恵美さんが歌う「What a wonderful world」もPCMの5.1chで収録

 DEMONSTRATIONSは、南米CUBAの現地ミュージシャンのセッションを96/24のHDオーティオとマルチチャンネルPCMで収録した他、オーディオファンにおなじみの藤田恵美さんが歌う「What a wonderful world」もPCMの5.1chで収録した。この曲は、DSDにてSACDとして発売されているものの、PCMマルチでは初めての収録となる貴重なもの。SACDをお持ちの方はぜひ効き比べてみてほしい。


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